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SSDゴリラ!ポータブルナビは遅い…の定説を覆す
2008年4月13日日曜日,0:17

4月21日に発売される三洋ゴリラ新機種、『SD700DT』と『SB360DT』は、地図メディアに4GB容量のSolid State Deviceを採用。
SSDにはDVDドライブやHDDのような稼動部が一切なく、電力消費の面や耐振動性に優れているという特長がある。ヘッドで読み取るわけではないので、シークタイムやサーチタイムもなくデータの読み出し速度は非常に速い。
SSDはDVDやHDDよりも価格が高いことから、これまで搭載されることはなかったがWindows Vistaでの需要を当て込み、フラッシュメモリーが大量生産され価格が世界規模で下落。それによってPC用からSSDの採用が本格化し、ついにはカーナビにも採用されるようになった。
ゴリラ2機種はSSDに加え、クロック数400MHzの高速CPUや2D描画アクセラレーターで構成される「GORILLAエンジン」を新たに搭載。これによってポータプルナビとしては最速の動作を可能としている。
地図のスクロール速度やルート計算など、SSD+GORILLAエンジンのパワーを実感できる。インダッシュタイプのフルナビに比べ、オンダッシュポータブルは「動作が遅い」とされてきたが、それが過去の常識だったことにも気づかされる。

デンジャラス・シティにも対応!?
このSSDゴリラ2機種には、大阪府内で目的地を設定した場合に車上荒らしの危険性を注意喚起する「盗難多発地点警告機能」が新たに採用されている。データは大阪府警が提供しており、実際の犯罪発生状況に基づくものだ。
車上荒らし犯行の多発地点に目的地を設定した場合、画面に「目的地付近で車上ねらい等が多発しています」という警告画面が表示される。地図上にも発生頻度を色で示したアイコンが表示されるようになっており、その危険度は一目瞭然。
大阪府内の737地点が対象となっているが、表示件数が多いのはやはり大阪市中心部の御堂筋周辺となる。
メーカーは「ゴリラはポータブルナビということもあって、それ自体が車上荒らしのターゲットとなりやすい。盗難多発地帯であることの注意を喚起し、そうした場所に駐車する際にはナビを取り外し、車外からは見えにくい場所に収納してほしい」としている。
現状では大阪府のみに限られるが、今後は他の都道府県にも範囲を広げていきたいとしている。


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